cfaメモ【追記】

Changesfaiaway

ラブオムがマークボラン芸人がやるアランヴェガトリビュートなら、これも徹底的になにかのなに風味なんとかとして説明することができる筈
でも不幸にしてわたしがパッと元の曲を思い出さないし、幸福なことにこれは「いろんな洋楽だいすきなバンドのオリジナル焙煎ブレンドとして、最早このバンドのベタ中のベタ」と思える、うちのカレーがいちばんおいしい、みたいになってる、

2番が始まるときに「きらきらと輝く大地で」って言いそうになるくらいに

 

 

Aメロ、Bメロの唱歌みたいな流し方、サビ前転調、シンプルにグッドなサビ、2番のソロ裁き、そして歌詞 歌詞よ
サビ前の歌詞お前よ

この恋の冒頭からずっと、
「歌詞が吉井和哉」「なんちゅう吉井和哉」「吉井和哉による吉井和哉」「吉井和哉アアア」ってなり続けてるけど、
中盤登りきった山で、サビ前のいちばん効くとこに
「ひとりきりなら食事もさみしい でも噛みしめる孤独もおかずだよ」とか「男はどこかサムライだからさ あぶないこともたまにはしてしまうよ」って
吉井和哉吉井和哉による吉井和哉のための歌詞かよ(何を言っているんだ)
こんなに最先端の配慮あるクレバーな男なくせに、ここにこんなコテコテのちょっとださかっこわるい昭和を差し込んでくるのか!!!
いやまじで大阪の酔っぱらいかよ、
吉井和哉吉井和哉の天才かよ…!!!!!!!!!!!!!!!😭😭😭😭


イエローモンキーの歌詞というより、ほなるちーぶぎーやメンバーに宛てて書いたものに近いような、ちょっと私小説的なかんじで、ベタにベタな曲にこんなのずるくないか
bellbottombluesとかジプキンのマイウェイがすきな男だとは知ってる、ずっと知ってるけど、男女の関係でもないのにこんなんされたらもう、この先なんかあっても理性的な判断できなくならないか

 

新旧洋邦いろんな音楽のベタのエッセンスを、もうこれ僕らのベタでもあるでしょ、ってなってるのが嬉しい

自分たちはこういう者だ、って言い続けて、パクりではない、つまみ食いではないルーツなんだっていうのにこんなに時間がかかった

この先「イエローモンキーっぽい」みたいな形容?になるんだろうか、

夢があるねえ、





と、ある意味ギリギリアウトの薄氷、みたいな感覚でいたのですが、

「…いや、この人アイランドおじさんだったな?」と思ったんですよ、

アイランドおじさんだぞ?


もしかしたらここで吉井和哉の言う「サムライ」は、クソダサが無配慮で人を悲しませることへの言い訳としてのサムライ、ではなくて、そんな自分を赦して⭐じゃなくて、

それを許した社会からはこぼれてきたほうの男、いつも主語からこぼれてきたほうの男とその周りへの慈しみというか、

生きるの下手すぎてこぼれることもままならず、サムライだからの言葉で巻き取られて消えてきた、「愛だけを支えにして」いたかったタイプの人々へ向けての「サムライ」使用だったりはしないだろうか…


※妄想です



バンドがなくて悔しかったって言ってた人が、まだやり残したこともあって、って言って色々してて、アルバム真ん中でこんなん言ってたら、もう、

「あぶないことて何!!!!!!!!!!!!」

「音楽で闘ってきてるのはわかってるけどあぶないことって何!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「あぶないことはしないでほしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ってオカンになりますよね…ごめんね…


全力で支えるし支持するけど、あぶないことは、しないでほしい…

(あぶないことをたくさん考えてしまっている)