2016年5月11日23時新宿

なんか切実だった
むかしの切実さとは違う種類の
(誰かしぬの?って思ったよ…)

東京ドームでこっぴどく振られた19のイエヲタも立派なババアに仕上がったし本人もジジイだったし、
20世紀のわたしがみた名前のつけられない熱と圧は、なかった なかったけど
俺もお前も生きてまたここにいるし
30のときみたく意味不明にかっこよくはない50のお前も間違いなく掛け値なしで大好きだよ
もうこれからなんの夢を見せてくれなくても信じる、自己責任で信じる、大人だから



初めての相手に手をひかれて三途の川渡るみたいなかんじだったです
アニーが裸じゃなかったよ
菊池ひ、はかわいそうだよ笑
選曲も演出も50歳だと思って保険かけててごめん、わたしが出来なかったことを、頑張ってやったひとたちが、ちゃんと周囲固めてくれてました

音楽のかっこよさでてっぺんとったるぞ、が足元から崩れて瓦解したバンドに今日「これしかできない」「まだやり残したこともあって」って言われて、
うまく言えないけど、わたしもあなたも大人になったんだなあ、と、解散(休止)した時のよしいかずやと同い年になってしまったことを思いました



「これだけは言わせてください!ただいま!」じゃないよコノヤロー!!!!!!😭😭😭😭

終盤は暗転するたびに拍手で急かす、老体に鞭打ちまくる代々木のみなさんでした
セトリは放流しませんが、卑猥なバンド宣言、からの見せつけるような選曲で、スーパー指定席の古参さまがたを前に「いや、え…?」ってだだスベリしていたのに爆笑でした
足して100歳越えの二人のsuckoflifeも枯れがすごくて笑、
あんまし走り回らないなと思ったけど、50歳児だもんなあ、35歳児は、ひとりで来たのに自分がうるさすぎてめっちゃ疲れたよ
あの日やりきれない思いでまたねと別れたみんなも、きっとどこかに居たんだろう
あーもう!予想はつくと思うけど!大阪も愛知も取れなかったけど、全然捜して行くから!
今日からまたアクセルベタ踏みの、どこに出しても恥ずかしい激痛おたくとして生きていきます、わたしがわたしの知ってたわたしみたいで腹立つ、また逢えて嬉しい

自分に限って泣く予定なんて絶対になかった
ただ、あの日の自分が信じたものを義務感から、事務的に、確認しにきただけ
カウントダウンも迷子だった、0になってもまだ迷子だった

なのに最初のプライマル。のワンストロークで、めちゃくちゃかっこわるく泣き崩れてしまった、頭2曲は嗚咽で顔もあげられなかった、好きな男を前にして平家蟹顔、
わたしが強がって隠して認められなかったことは、18年もいなかった人に全部バレてて全て暴かれてしまった
寂しかった側に居て欲しかった、そう思っても、べつに、良かったんだなあ


終わって新宿に戻ってきてごはんたべながら鏡をみたらアリスクーパーがいてヒッてなったよ(社会的に)
なんだよ、こんなのまるでヤキが回ったイエローモンキーのファンじゃないか